F1プロモーター団体で組織する「FOPA」は会合を開き、F1の運営を行うリバティメディアの手法について、批判する声明を出した。
FOPAは、各グランプリを開催する主催者の組合団体。会合には16のグランプリ主催者が参加し、現状のF1のあり方や今後の発展について話し合いが行われた。
会合では、リバティメディアの手法に対して疑問が呈された。FOPAでは、現在のF1が抱える問題点として「有料TVが主体となりつつあり無料でアクセスできなくなっている」「リバティメディアの取り組みに明確性がなくプロモーターとの関わりがもたれていない」「新しいイベントは既存イベントの利益を損なうようなものにすべきではない」の3点を挙げ、批判を行った。
なかでもFOPAが問題視しているのは、F1開催を目指すマイアミが“開催権料ゼロ”で契約を結ぼうとしていることだ。F1開催には莫大な開催権料が必要で、日本を除いて各国では政府が資金援助しているケースがほとんどだ。そのような状況の中でマイアミだけ特別視する姿勢に不満が高まっている。
FOPAに加入するグランプリのうち、スペイン/ドイツ/イタリア/イギリス/メキシコGPが今年いっぱいで開催契約が満了になる。これらのプロモーターはリバティメディアとの交渉を最大限まで引き延ばし、交渉を有利に進めたい考えだ。
なお、今回のFOPAの会合には、日本GPの関係者は不参加だった模様だ。
[2019.01.29]
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