ドイツの大手レース誌『Autobild』は、ホンダがエンジン開発シミュレーション企業の「AVL」と提携解消に至ったと報じた。
AVLはオーストリアに本拠地を置く独立系の自動車技術開発企業。市販車や商用車だけではなく、レーシング用エンジンのシミュレーション装置も持っており、フェラーリやメルセデスも同社の施設を利用している。ホンダもAVLと提携を結んで同社のシミュレーション技術を利用していたが、最近にホンダとAVLとの間で“見解の相違によるいざこざ”が生じ、提携の解消に至ったと報じられている。
ホンダは昨シーズン後半に最新バージョンの「スペック3」を投入したが、振動問題およびオシレーションの不具合が出ていたが、2019年用エンジンでも同様の問題が生じている模様だ。ホンダは問題解決のためにエンジンチューナーのM・イリエンを起用して解決を図っている。しかし、AVLとの提携解消により、問題解決には至っていないとみられる。
ホンダは栃木県のさくらに研究開発のファクトリーを構えている。AVLとの提携解消が事実であれば、国内での研究開発に比重を置いてシーズンに挑む必要がある。
[2019.01.06]
[関連記事] |
・ホンダ関連トピック |
---|

F1は、選手権として初開催から75周年の日を迎えたことを記念して、当時の映像をカラー化して公開した。 F1は「1950年…
レッドブルは、今週末のエミリア・ロマーニャGPで「通算400戦目のレース」となり記念すべき節目を迎える。ルノーを追…
昨日、イギリスでは大英帝国勲章の授賞式が行われ、元F1ドライバーのM・ブランドルが「OBE」を受賞した。 OBEは、顕…
現在、ホンダ/HRCは2026年からのF1復帰に向けて準備を急いでいるが、F1関連のキャリア採用が増加中だ。 ホンダは2026…
月間記事 | ドライバー | チーム/その他 | ||||
・2025年 5月(82件) ・2025年 4月(197件) ・2025年 3月(182件) ・2025年 2月(142件) ・2025年 1月(153件) ・2024年 12月(178件) ・2024年 11月(176件) ・2024年 10月(174件) ・2024年 9月(184件) ・2024年 8月(173件) ・2024年 7月(199件) ・2024年 6月(174件) |
・ハミルトン ・ベッテル ・ガスリー ・ヒュルケンブルグ ・グロージャン ・サインツJr ・ペレス ・ライコネン ・クビアト ・クビサ |
・ボッタス ・ルクレール ・フェルスタッペン ・リカルド ・マグヌッセン ・ノリス ・ストール ・ジョビナッツィ ・アルボン ・ラッセル |
・メルセデスAMG ・フェラーリ ・レッドブル ・ルノー ・ハース ・マクラーレン ・レーシング・ポイント ・アルファロメオ ・トロ・ロッソ ・ウィリアムズ |
・全般 ・レース関連 ・日本GP ・FIA ・ピレリ ・テスト ・サーキット ・イベント ・フジテレビ ・ホンダ |