ホンダのF1テクニカル・ディレクターを務める田辺豊治氏はは、日本GP・決勝レースのスタート直前になって、FIAがエンジンマッピングの変更不可を通達したことに関して不満を示した。
『驚かされましたよ。我々はFIAに対してパルクフェルメでの(エンジンマッピングの)変更を提出していました。FIAはそれを承認していましたし、だからこそ(変更の)文章を発行したのです。なぜ彼らが(スターティンググリッドに着いた段階で)決定を変更したのか、誰によって行われたのか突き止める必要があります。FIAの決定を尊重する必要があり、我々は新しいエンジンマッピングを使用しませんでした。』
ホンダは、土曜日の段階でP・ガスリーのパワーユニットのイグニッションに不調があり、“信頼性確保のため”にエンジンマッピングの変更をFIAに提出。FIAはこの変更を認めたが、マシンがスターティンググリッドにつき、スタートまで20分となった段階で撤回した。ホンダはやむなくエンジンマッピングを古いものに戻しレースを戦ったが、十分な結果を残せなかった。
FIAは理由を詳しく説明をしていないが、スタート前のレコノサンスンラップの走りを解析し、エンジンマッピングの変更が“信頼性確保のため”ではなく、“パフォーマンス向上のため”と判断して取り止めた。これにはあるチームの通告があったと噂され、ルノーだと憶測されている。
なお、トロ・ロッソとホンダは、ピットスタートに変更することで最新のエンジンマッピングを使用することは出来た。しかし、その手段は選択しなかった。
[2018.10.12]
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