ホンダのF1テクニカル・ディレクターを務める田辺豊治氏は、今週末のシンガポールGPにむけて、次のように意気込みを語った。
『今回のレース開催地となるシンガポールは、高温多湿な気候とナイトレレースという点が大きな特徴になります。市街地に設置されたコースには23ものコーナーがあり、またその多くは直角に近い低速コーナーです。シーズン中最もシフト回数が多く、コーナー立ち上がりでのドライバビリティーがパワーユニットとしては重要なポイントとなります。高温多湿、ナイトレース、息をつく暇もないコースレイアウトなど、ドライバーにとってはたいへんタフなレースとなります。2人のドライバーに十分走り込んでもらい、きっちりとパワーユニットのセッティングを整えた上で決勝に臨みたいと思います。
思い起こすとちょうど1年前、この地でホンダとトロ・ロッソとのパートナーシップに関する発表を行いました。それからあっという間に時間が過ぎましたが、ここまで彼らとは互いにリスペクトを払いつつ、強固な信頼関係を築くことができています。まだまだ我々の目指すところには及びませんが、バーレーンやハンガリーなど、いくつかの良いレースを見せられており、正しい方向に向けて着実に前進していることを実感しています。ここまでの結果から、このサーキットは我々のパッケージに合っていると考えていますので、ここでもまた一つ、良い成績を残すことができればと思っています。
また、最後になりますが、先週相次いで発生した台風21号、および北海道胆振東部地震においてお亡くなりになられた方々に、チームを代表してお悔やみを申し上げるとともに、被災されたすべての皆さまにお見舞い申し上げます。被災地の一刻も早い復旧を願うとともに、少しでも皆さまを勇気付けられるようなレースを見せられればと考えています。』
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