F1は、2019年の開催を目指していた「マイアミGP」について、事実上断念することを決めた。
F1はアメリカでの開催増加を目指して新たに「マイアミGP」の計画を立ち上げた。今年5月の段階ではマイアミ市委員会が10年の長期開催契約を結ぶ方針を出したが、地元住民らから反対運動を起こされていた。委員会は7月の会合で最終的な契約締結を纏める方針だったが、9月に先送りされることになった。
F1関係者らはマイアミ側の方針が纏まらないことを受けて、開催締結を急ぐことはないと判断し、2020年以降の開催に方針を切り替えた。マイアミGPをめぐっては開催コースのレイアウトも二転三転して議論が続いているため、時間をかけて地元との交渉を煮詰めてゆく。
［2018.07.25］
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