現在、レッドブルは来シーズンの搭載エンジンをルノーにするかホンダにするか最終評価を行っているが、今週月曜日に「ホンダに最終決断した」可能性が高そうだ。
FIAは5月上旬に来シーズンの搭載エンジン申請を締め切り、レッドブルは「ルノー」で書類を提出した。しかし、レッドブルは来シーズンのエンジンを継続して検討し、「カスタマー待遇のルノー・エンジン」を来年以降も続けるのか、「ホンダと契約してワークス・エンジンを得る」のか、評価を行ってきた。
カナダGPでは、ルノー/ホンダの両メーカーがアップデートを行った。レッドブルは、そこで得た最新情報を吟味して、“オーストリアGPまでには決断”する旨の方針を打ち出していた。ただし、ルノーはレッドブルの煮え切らない態度に不満を表明していた。
レッドブルは、ホンダと契約することで待望のワークス・エンジンを手にすることができる。まだ来シーズン用のニューマシンは開発初期であり、ホンダとの関係を早期にまとめることで、来シーズン用マシンを“ホンダ仕様”に合わせこむことができる。また、ホンダにとってもレッドブルのオーダーに合わせたエンジン開発に取り組めるため、競争力強化にむけてメリットが多い。
レッドブルは今週月曜日の夜に関係者へホンダとの契約を伝えたとみられており、近いうちに正式発表が行われる可能性がある。
[2018.06.19]
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