ホンダは、F1特設サイトで特別コラム「トラクションの力」を公開した。
カナダGPでは、エンジンの駆動力を路面に伝える「トラクション」が重要となる。ホンダのパワーユニットエンジニアを務める森秀臣氏は、カナダGPが開催されるジル・ヴィルヌーブ・サーキットの特性を『パワーユニットについて大事なことを挙げていくとキリがありませんが、ロング・ストレートが多いこのサーキットでは、トップスピードがなにより重要です。そしてトップスピードに到達するためには、各コーナーの出口でトラクションを発揮することが欠かせません』と説明する。
また、森氏はトラクションのコントロールは“ドライバーの腕”によるところが大きいとも解説している。
『昨今のFIAの規則では、ECUによる自動のトラクション・コントロールは禁止されています。フリー走行が終わったあとは、リザルトとドライバーからのフィードバックを基にブーストの調整を行います。そうすることで、各コーナーでドライバーの思い通りのブーストを得られるようにするためです。しかし、基本的にはドライバーが自らでマシンのトラクションをコントロールすることができます。トラクションに関しては、セッティングよりドライバーの腕によるところが大きいということです。』
■ホンダ「トラクションの力」
http://ja.hondaracingf1.com/insights/the-power-of-track-traction.html
[2018.06.12]
[関連記事] |
・ホンダ関連トピック ・トロ・ロッソ関連トピック |
---|

母国レースのイギリスGP・決勝で勝利したマクラーレンのL・ノリスは、難しいコンディションのレースを制して喜んだ…
マクラーレンのO・ピアストリは、イギリスGP・決勝の大半をトップで走りながら、タイムペナルティにより2位に終わり…
レッドブルの角田裕毅は、イギリスGP・決勝を15位で完走し、レース結果を次のように説明した。 『今日は決して楽なレ…
レッドブルのM・フェルスタッペンは、イギリスGP・決勝で一時はトップを走りながら、マシン・バランスに苦戦して最…
月間記事 | ドライバー | チーム/その他 | ||||
・2025年 7月(46件) ・2025年 6月(173件) ・2025年 5月(192件) ・2025年 4月(197件) ・2025年 3月(182件) ・2025年 2月(142件) ・2025年 1月(153件) ・2024年 12月(178件) ・2024年 11月(176件) ・2024年 10月(174件) ・2024年 9月(184件) ・2024年 8月(173件) |
・ハミルトン ・ベッテル ・ガスリー ・ヒュルケンブルグ ・グロージャン ・サインツJr ・ペレス ・ライコネン ・クビアト ・クビサ |
・ボッタス ・ルクレール ・フェルスタッペン ・リカルド ・マグヌッセン ・ノリス ・ストール ・ジョビナッツィ ・アルボン ・ラッセル |
・メルセデスAMG ・フェラーリ ・レッドブル ・ルノー ・ハース ・マクラーレン ・レーシング・ポイント ・アルファロメオ ・トロ・ロッソ ・ウィリアムズ |
・全般 ・レース関連 ・日本GP ・FIA ・ピレリ ・テスト ・サーキット ・イベント ・フジテレビ ・ホンダ |