1994年5月1日、サンマリノGP・決勝レースでアイルトン・セナがアクシデントで他界してから24年の歳月が流れた。
ブラジル出身のセナは1984年にトールマンからF1デビューを飾り、ロータスからマクラーレンへと移籍して瞬く間にトップドライバーに駆け上がった。マクラーレンではホンダ・エンジンを駆り、3度のワールドチャンピオンを獲得。現役F1ドライバーのL・ハミルトンやF・アロンソらにとって“憧れのドライバー”の存在だった。
セナは1994年にウィリアムズへ移籍し、4度目のワールドチャンピオンに向けて挑戦を開始したが、サンマリノGP・決勝レースで高速コーナー「タンブレロ」でマシンがコースアウト。マシンに大きなダメージを受け、セナは帰らぬ人となった。サンマリノGPのレース週末には、オーストリア出身のローランド・ラッツェンバーガーも命を落としており、近代F1では誰もが忘れられないシーズンとなっている。
セナとラッツェンバーの死をきっかけに、F1は大きく安全性を改善させた。それ以来、レース中の死亡事故は生じていないものの、依然として危険なアクシデントは続いている。近年ではジュール・ビアンキがレース中のアクシデントで重症を負い、その後に死亡する悲しいアクシデントが発生した。今シーズンからF1はドライバー頭部保護デバイス「HALO」を導入し、悲劇の再発を少しでも抑えようと努力が続けられている。
[2018.05.01]
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