アゼルバイジャンGPの週末、レッドブルはホンダと来シーズンのエンジン供給交渉を正式にスタートさせた。
レッドブルはルノー・エンジンを搭載してワールドチャンピオンを獲得したこともあるが、ここ数年はお互いに批判をしあい、関係が冷え切って険悪なムードになることも多かった。レッドブルはルノーに代わるエンジンを探し続けているが、メルセデスAMGやフェラーリとの交渉は難航しており、ワークス待遇での共有は見込めず苦しい立場にある。
ホンダはレッドブルの兄弟チームであるトロ・ロッソへ今年からエンジン供給を行っているが、昨年から信頼性を大きく改善させ、競争力を徐々につけつつある。トロ・ロッソとは3年のワークス契約を結んでいるが、栃木県のさくらやイギリスのファクトリーはレッドブルとワークス契約を結ぶだけのキャパシティを持ち合わせている。
レッドブルにとっては、兄弟チームのトロ・ロッソの成績やデータを見つつ、ホンダの実力を吟味してきた。アゼルバイジャンGPのパドックでは、レッドブルのアドバイザーを務めるH・マルコがホンダのモーターホームを複数回訪問し、山本部長と話し合いの席を持ったことが確認されている。
FIAは、来シーズンの搭載エンジンを「5月15日まで」に提出するよう期限を定めている。レッドブルとホンダは、この期限までに初期契約を結べるよう交渉を進める方針で、これからの2週間は忙しい時間を過ごして交渉を煮詰めてゆく。
[2018.05.01]
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