バーレーンGP開幕直前、F1を運営するリバティメディアは各チームと話し合いの場を設けて、将来のF1改革案を提示した。
リバティメディアは、昨年に本格的なF1経営に乗り出してから矢継ぎ早に改革を実施してきている。今回、チーム側へ“5つのイニシアチブ”と題した改革案を提示し、F1の将来像をより明確にするかたちとなった。
リバティメディアが提示したイニシアティブでは、コスト削減を主眼にしつつも、よりスポーツな部分を引き出そうとしている。F1は2021年にレギュレーションの大きな改革を予定しているが、これにむけて今後も改革を各チーと話し合ってゆく。
【パワーユニット改革】
・パワーユニットはシンプルで安価なものにする
・エンジンサウンドを増大させる
・パワーを増加させる
・市販車技術に関連したものとする
・グリッド降格ペナルティを軽減させる
・新規マニュファクチャーにとって参戦が魅力的なものにする
【コスト改革】
・標準パーツを導入しつつも、各チームのマシンは差別化させなければいけない
・コストキャップ制度を導入する
・コストと資金使途が明白でなければならない
【賞金/収益】
・収益の分配は、パフォーマンスと商業権保有者への成功報酬による
・収益の分配はバランスがとられたものにする必要がある
・マシンとエンジンの両サプライヤーへの収益サポートを行う
【レギュレーション】
・オーバーテイクの機会を増加させる
・マシンが競い合えるものにする必要がある
・エンジニアリングだけではなく、ドライバーのスキルやパフォーマンスも重要な要素である
・ファンのニーズに関しない部分は標準化を行う
・マシンはチームでそれぞれ異なるものとする
【F1統治/ガバナンス】
・FIA/F1/チームは、シンプルで効率的な体制がとられるようにする
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