ホンダのF1テクニカル・ディレクターを務める田辺豊治氏は、バルセロナ合同テスト最終日も問題が検知されたものの走行距離を重ねることができ、順調にテストプログラムを消化して次のように評価した。
『今日は、昨日のガスリーとほぼ同じプログラムでハートレーが156周を走行しました。それぞれのドライバーがレースシミュレーションを終了することができたのは大きな成果だと思います。
合同テスト2回目では、1台のパワーユニットを継続して使用してきました。本日終盤にデータの異常が発生し、そのままテスト終了になったことは大変残念です。ただし、ウインターテスト全体で考えると、多くのテストを行い、有用なデータを収集することができました。また、今回初めて8日間のサーキットオペレーションをトロ・ロッソと一緒に行いました。互いにオープンで率直なコミュニケーションが取れており、チームとしていい形で機能しています。
まだシーズン前のテストが終わっただけの段階ですが、理想的なスタートを切ることができました。2人のドライバー、そしてトロ・ロッソとメルボルンで開幕戦を迎えることが非常に楽しみです。』
[2018.03.10]
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