ピレリのタイヤ責任者を努めるM・イソラは、レギュレーションが大きく変わった今シーズンを振り返り、一定の目標をクリアできたと評価した。
『今年、F1はいくつかの急進的な新レギュレーションを導入し、このスポーツにおいて歴史上最も速いマシンが登場した。そこでの我々の使命は、大幅に増加したコーナリングスピードやエネルギーに対処し、従来よりも25%近く幅広なタイヤを構築することだった。そのような(未知の状況にもかかわらず)ドライバー達は各スティントの最初から最後まで、ハードにプッシュすることができた。今は、来シーズンを楽しみにしているよ。2018年にはより速いタイヤが導入され、全てのコンパウンドが一段と柔らかくなる。今後、さらなるスピードアップとスペクタクルに貢献するはずだ。』
ピレリは2017年のレギュレーション改定に合わせて、新コンパウンドを投入して対処をしてきた。来シーズンには改良型のコンパウンドを投入し、ピット回数を増やすように特性を変更させることを決めている。
[2017.12.30]
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