レッドブルのアドバイザーを務めるＨ・マルコは、ブラジルGPの週末に兄弟チームのトロ・ロッソとルノーが論争をした件に関して、火消しに走ることになった。

トロ・ロッソは、最近のレースでパワーユニットにトラブル続きだったことから、ルノーへの不満を募らせていた。そんなときにルノーの上層部が“トロ・ロッソのパワーユニットの使い方に問題がある”と発言したため、お互いが非難し合う論争に発展していた。

マルコは、レッドブル・グループとルノーとの関係について『この10年間に多くの成功があったし、我々は今のエンジン・サプライヤーとあらゆる感情的なことを過ごしてきた。長いシーズンもあり、感情が高まってしまうのはよくあることだ。しかし、価値ある関係はこれからもそのままだ』として、双方をたしなめる結果となった。

インテルラゴスのパドックでは、最終戦を待たずしてルノーがトロ・ロッソとの契約を破棄し、アブダビGPでエンジン供給をしないのではないかとも噂された。しかし、この件についてはルノー側が明確に否定している。

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