ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介氏は、今週末のブラジルGPにむけて、次のように意気込みを明らかにした。
『アメリカ、メキシコでの2連戦を終え、今シーズンも2戦を残すところとなりました。次は年間で唯一の南米でのレースとなるブラジルに向かいます。
先日のメキシコGPでは、後方からのスタートだったにもかかわらず、フェルナンドが力強い走りを見せ、チームのために貴重な1ポイントを獲得してくれました。事前から苦戦を予想していただけに、チーム全員が力づけられる結果となりました。
今回の戦いの地となるインテルラゴスは、全長4.3㎞ほどの短いサーキットですが、激しいアップダウンの中に低速・中速・高速とバラエティーに富んだコーナーが配されています。低速コーナーが連続する第2セクターと、ハイスピードで上り坂を駆け抜ける第3セクターが特に重要になってくると考えています。パワーユニットとしてはスムーズなコーナリングを実現するために、特にドライバビリティーのセットアップがポイントになります。
このサーキットは1991年にマクラーレン・ホンダとしてアイルトン・セナとともに勝利を手にしている場所で、ホンダにとっても特別な思い出があるサーキットですし、ファンの皆さんの記憶に残るようなレースが見せられればと思っています。』
[2017.11.09]
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