ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介氏は、“マクラーレン・ホンダ”のプロジェクトで最後の日本GPを入賞で飾れず、満足のゆかない結果であったことを強調した。
『マクラーレン・ホンダとして最後となった日本GPでポイントの獲得に至らなかったことを、非常に悔しく思っています。後方からのスタートとなったフェルナンドは、前を走るライバルを上回るペースの走りを続け、終盤にはポイント獲得まであと一歩というところまで追い上げをみせました。実力的にはポイント獲得が可能だと思っていましたが、最終的に11位ということで、惜しくもポイント圏内には届きませんでした。
一方、9番手からスタートしたストフェルですが、2コーナーでの他車との不運な接触により、最後尾まで順位を落としました。幸いにもリタイアしなくてはいけないほどの深刻なダメージはありませんでしたが、それでも傷ついたマシンでの走行となり、その後は後方で我慢のレースを続けることになりました。
当然ながら、今回はホンダとして強い思いで臨んだホームグランプリでした。ファンの前で良い姿を見せられなかったことは本当に残念ですが、どんなときでも我々に温かい声援を送ってくれる日本のファンと、週末を通して働き続けたチームメンバーに対しては、非常に感謝しています。今シーズンも残り4戦となりましたが、最後まで全力で戦いを続けていきます。』
[2017.10.09]
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