ハースは、前戦マレーシアGPで“サーキット設備の不備”が原因でマシンがクラッシュしたこと関連して、FIAに修理関連費用の損害賠償を求めることを検討している。
金曜フリー走行の際に縁石部分の「フタ」が外れるアクシデントがあり、Ｒ・グロージャンがそのフタに右リア・タイヤを引っかけてバーストし、マシン・コントロールを失ってタイヤ・バリアにクラッシュした。
このアクシデントでグロージャンのマシンは大破し、チームはFIAに特例申請をして深夜作業を実施。翌日の走行までにマシンを修復した。
ハースはこのアクシデントで約8500万円相当の修復費用が掛かったと見積もっている。ハースは今回のアクシデントはチーム/ドライバーに起因しておらず、FIAがサーキット点検を怠ったことが原因であるため、補償を求めてゆく方針だ。
なお、FIAは今回の問題について明確な態度は示しておらず、ハースと交渉を続けることになる。
［2017.10.04］
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