F1の商業面を統括するＳ・ブラッチは、マクラーレンとホンダの破談が秒読みとなっていることを受けて、ホンダのF1撤退を望んではいないことを明らかにした。
『我々はホンダを失いたくはない。ホンダはF1において長く貴重なパートナーだ。我々としては、関係者に対してホンダがF1に残ることができるようにすべく、あらゆることをしようとしている。なぜなら、F1に関わる全員にとって、（ホンダがF1を続けることに）大きなチャンスがあると考えているからだよ。F1に関わるみんなが、グッド・ビジネスを必要としている。我々の哲学は、コミュニケーションを重視して透明性のある手法でビジネスを管理することなんだ。』
マクラーレンは、今週にもルノーとの契約を正式発表すると噂されている。ホンダはマクラーレンとの関係が切れた場合はトロ・ロッソとの契約に望みをつなげるが、トロ・ロッソ側に目立った動きはない。トロ・ロッソは来シーズンのエンジン確定の最終期限として「イタリアGP終了後の18時」を定めていたようだが、この時間を過ぎても関係者から追加の情報はない。
［2017.09.05］
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