ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介氏は、今週末のオーストリアGPにむけて次のように意気込みを語った。
『レッドブル・リンクは、オーストリアの緑豊かな山々の合間に位置する美しいサーキットです。コーナーがわずか9つしかなく、シーズンの中で1周のラップタイムが最も短いトラックですが、いくつかあるハイスピードコーナーでのミスは命取りになりますし、ドライバーには高い技術が求められます。
また、パワーユニットについて言えば、このサーキットがある700mと言う標高が問題になります。高地で空気が薄いために、ターボなどへの影響を考慮したセッティングが必要ですし、エネルギーの回生効率についても平地とは条件が変わるので、その意味でパワーユニットへの負担が大きいサーキットと言えます。したがって、効率的なエネルギーマネジメント戦略がキーになってきます。
先日のアゼルバイジャンでは、マクラーレン・ホンダにとっての今シーズン初ポイントを獲得し、チームに明るい雰囲気が広がりました。また、金曜日にフェルナンドのマシンでテストを行い、パワー向上を確認できたスペック3のパワーユニットをオーストリアで2台のマシンに搭載します。バクーで得られたデータを元にさらにマッピングを熟成し、競争力の強化を図ることができていると思うので、今週末のパフォーマンスを見るのを楽しみにしています。直前まで開発の手を止めることなく、ベストな形で週末に臨みますので、皆さんにいいレースを見せられればと思っています。』
[2017.07.05]
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