ピレリのタイヤ責任者を務めるP・ヘンベリーは、今シーズンにフェラーリが突如として競争力を復活させた理由として、“昨年にベッテルが多くの走り込みを行った”ことが要因とされていることについて、そのような噂を否定した。
『セバスチャンは多くのテストをした。たしかにそれは著しかったし、我々は彼から多くのフィードバックをもらった。もちろん、我々は彼に対して感謝している。我々が欲していたのは、我々に適切なフィードバックをすることができる、最高のドライバーなんだ。ただし、彼が“どんなテストをしているか”は本当に知らなかったよ。彼はブラインド・テストをしていた。(シーズン開幕前にテストで新タイヤで走り込んだのは)心理的に彼を助けたかもしれないが、それが(フェラーリ復活に)大いなる助けとなったという説は疑うよ。』
ピレリは昨年からトップチームに協力を仰ぎ、タイヤ・テストを重ねてきた。しかし、チームに対してはどのようなタイヤが供給されているか一切通知しない「ブラインド・テスト」形式で実施し、公平性を担保してきた。
フェラーリは昨年から新タイヤで2,000kmもの距離を走破したが、一方でメルセデスAMGは約250kmしか走行していない。このことが今シーズンの結果に影響していると考える関係者も多い。
[2017.06.16]
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