今シーズン、マクラーレンはホンダ・エンジンのスピード不足と信頼性不足をたびたび酷評しているが、来シーズン以降もホンダとの関係を継続する可能性が浮上している。
マクラーレンはホンダの不甲斐なさをたびたび批判し、ドライバーもそれに同調するコメントを出してきた。チーム首脳陣がメルセデスのモーターホームを堂々と訪問するなどしたため、今年限りでのエンジン供給契約解消が噂されてきた。
FIAは、5月6日に「各コンストラクターが2018年に使用するエンジンの申請」の受付を締め切った。そしてこの申請はFIAの理事会で受理されたが、現状では“McLaren-Honda”のままで、両者から公式なアナウンスはされていない。このため、2018年もマクラーレンはホンダを継続することが確定路線となった。
なお、マクラーレンがこの申請を変更する場合、全チームの合意など複雑な手続きを踏む必要がある。メルセデスAMGのT・ウォルフ代表は『ホンダがF1に残ることが重要だし、彼らが問題を解決してくれることに疑いの余地はない』としており、マクラーレン・ホンダの関係に割って入ることに一定の距離を保っている。
[2017.05.24]
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