ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介氏は、ロシアGP・予選で2人のドライバーが後方グリッドに終わったことを次のように振り返った。
『ここソチは高速サーキットなので、事前の想定通り我々のマシンにとって難しい予選になりました。
午前のフリー走行3では、両ドライバーとも、特にマシンのバランスを探ることに集中していました。さまざまな車高や重量バランスを試しながら、予選と決勝を想定したセッティングを煮詰めていきました。また、このサーキットはタイヤマネジメントの点においても難しいため、どのように走れば最も効率的にタイヤを温められるかについてさまざまな方法を試しました。プログラムを計画通りに進め、予選に向けてセッティングを進めることができたと思います。
午後の予選では、フェルナンドが今日も高い集中力で素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。ストフェルについても、既に予選前に15グリッド降格のペナルティーが決まっていた中でも、モチベーションを高く保ちながら、良い走りを見せてくれたと思います。明日の決勝も難しいレースになるとは思いますが、ポイント獲得を目指してチーム一丸となり取り組んでいきます。』
[2017.04.30]
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