FIAやコンストラクターで作るF1ストラテジーグループは、各エンジンメーカーのパワーユニットを均衡化させるため、議論を進めてゆくことを検討している。
F1ストラテジーグループは24日に会合を開くが、その席で各パワーユニットの競争力のバランスを改善することを話し合う。これは、ホンダがF1に復帰してからパワーユニットの開発に失敗を続けているため、“ホンダ救済”にむけた実質的な介入を行うことになる。
ホンダはF1復帰にあたって「サイズゼロ」をコンセプトに掲げたが、信頼性とパワー不足が露呈した。2年目のシーズンになって徐々に競争力を回復し、3年目の2017年シーズンは新設計エンジンで賭に出たが、再び信頼性とパワー不足に直面して厳しい戦いに直面している。
FIAは開幕3戦のパワーユニットの分析を行い、スペインGPの行われるバルセロナ・サーキットを想定して「0.3秒以上の差」が認められるようであれば、F1ストラテジーグループが競争力改善に向けた介入を行うように求める。バルセロナ・サーキットは豊富な走行データがあり、このサーキットがシミュレーションのベンチマークに最適と判断されている。
ただし、F1ストラテジーグループが実際にどのような介入を行うかは未知数だ。これまでのF1ではこのような介入が行われたことがなく、議論を呼ぶことになりそうだ。
[2017.04.25]
[関連記事] |
・FIA関連トピック ・全般トピック関連トピック ・ホンダ関連トピック |
---|

Appleは、今月末のモナコGPに合わせて地図アプリ「Maps」において「モナコGPの詳細な都市体験」を提供すると明らかに…
F1は、AmazonのAWSサービスと共同で「Real-Time Race Track(リアルタイム・レーストラック)」を提供することを明ら…
FIAは、今週末のエミリア・ロマーニャGPでV・リウッツィがレース・スチュワードを担当することを決めた。 リウッツ…
HRCは公式SNSを更新し、旧型マシンを走らせるために必要なタイヤの入手目処がついたことを報告した。 ホンダ/HRCはこ…
月間記事 | ドライバー | チーム/その他 | ||||
・2025年 5月(86件) ・2025年 4月(197件) ・2025年 3月(182件) ・2025年 2月(142件) ・2025年 1月(153件) ・2024年 12月(178件) ・2024年 11月(176件) ・2024年 10月(174件) ・2024年 9月(184件) ・2024年 8月(173件) ・2024年 7月(199件) ・2024年 6月(174件) |
・ハミルトン ・ベッテル ・ガスリー ・ヒュルケンブルグ ・グロージャン ・サインツJr ・ペレス ・ライコネン ・クビアト ・クビサ |
・ボッタス ・ルクレール ・フェルスタッペン ・リカルド ・マグヌッセン ・ノリス ・ストール ・ジョビナッツィ ・アルボン ・ラッセル |
・メルセデスAMG ・フェラーリ ・レッドブル ・ルノー ・ハース ・マクラーレン ・レーシング・ポイント ・アルファロメオ ・トロ・ロッソ ・ウィリアムズ |
・全般 ・レース関連 ・日本GP ・FIA ・ピレリ ・テスト ・サーキット ・イベント ・フジテレビ ・ホンダ |