マクラーレンのレーシング・ディレクターを務めるE・ブーリエは、オーストラリアGPの結果について次のようにコメントした。
『2017年オーストラリアGPをマクラーレン・ホンダの輝かしい歴史のひと時として記憶されることはない。、実際、今日メルボルンで楽しい夜を送ることもないだろう。それでも、両ドライバーに対して敬意を表したい。2人とも全く違う意味で素晴らしい働きをしてくれた。
フェルナンドのマシンは、序盤で発生した左フロントのブレーキダクトの損傷によって厳しい状態だったにもかかわらず、彼は見事な走りを見せてくれた。損傷を負ったマシンから毎周0.1秒単位のほんのわずかな時間を削り出す勢いで走り続け、一時はポイント獲得の可能性があるようにみえたくらいだ。しかし、レース終了間際になって、その損傷がリタイアにつながる問題に発展した。フロアが修理できないほどダメージを負い、マシンをガレージに戻しリタイアせざるを得なくなった。これもレースだよ。
ストフェルにとっては、非常にフラストレーションのたまるレースとなった。序盤でダッシュボードの機能を失い、ステアリングの液晶画面が使えなくなったから、ギアチェンジのたびにシフトアップとダウンの回数を数えながら、今何速目に入っているのかを自分で覚えておかなくてはならない状況だった。この問題はピットストップの際にシステムの再起動を行うことで解決できた。結果的にストフェルは完走という立派な結果を残してくれた。彼のレースは難しく満足できるものでもなかったと思うが、レースを走り切ったという意味では小さな光明が見えたと思うよ。
我々はここからウォーキングとさくらに戻る。両拠点では、2週間後に控えた上海とバーレーンでの連戦に向けてMCL32を改善すべく、マシン本体とパワーユニットの徹底的な開発が絶え間なく続けられる。』
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