イギリスを中心とするヨーロッパのメディアは、マクラーレンが今後のエンジン供給メーカーとしてメルセデスへ打診を行っていることを一斉に報じた。
マクラーレンは2015年からホンダと組み、複数年契約を結んでいる。今年で3年目のシーズンを迎えるが、冬のテストではホンダのパワーユニットにトラブルが相次ぎ信頼性不足が露呈。パワーも不足しており、ドライバー達から酷評を受けることになった。
マクラーレンのレーシング・ディレクターを務めるＥ・ブーリエは、『（メルセデス・エンジンなら）また再び勝てるようになっていただろう』とコメント。2014年まで供給を受けていたメルセデス・エンジンへの関心を示唆した。
マクラーレンとホンダには今年末で関係を見直すオプション契約が存在すると考えられている。ホンダは開幕戦オーストラリアGPまでに改善を目指しているが、シーズンを通して進歩が見られない状況であれば、マクラーレンとの関係見直しを迫られることになる。
［2017.03.17］
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