マクラーレンのレーシング・ディレクターを務めるＥ・ブーリエは、バルセロナ合同テスト最終日を終えて次のようにコメントした。
『プレシーズンテストの最終日だったが、期待通りの一日とはならなかった。昨日の電気系の問題が尾を引き、電源が落ちてしまう原因を解明するために、一日中さまざまな箇所の変更に取り組んだんだ。この2週間のテストで多くの問題が起こったが、マシンの理解は着実に進んでおり、解決すべきことも分かっている。もちろん一晩で解決できるような問題ではないけれど、残り2週間という期間でオーストリアに向けてマクラーレンとホンダの双方が改善できればと思っています。チームのみんなは、日々前進すべく一生懸命に働いてくれた。みんなが見せてくれた懸命な努力と情熱を誇りに思うよ。今回のテストは厳しいものとなったが、正しい方向に進むための解決策を見つけるためモチベーションを高く保っている。』
マクラーレンはテストを通して電気系統の問題に悩まされ続けた。走行中に電気系統が突然シャットダウンするトラブルで、パワーユニットではなくシャシー側の問題の可能性が高く、チームは原因追及を進めている。
［2017.03.12］
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