ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介氏は、F1参戦から3シーズンに投入する新型エンジンについて、リスクをとってチャレンジをしたことを明らかにした。
『2017年にむけて、ホンダ・エンジンは機構とレイアウトに関して。パフォーマンスとパッケージングのニーズを両立させるために変更されています。新しいパワーユニットは、過去の2シーズンから多くのことを学び、特に今シーズンにむけて再設計されていますよ。（2017年型エンジンは）コンセプトが完全に異なっています。これは非常にリスクであり、新コンセプトがどれだけのものになるのか多くは分かっていません。新コンセプトがパフォーマンス面のアドバンテージになるのは分かっていますが、最大のリスクとなるのは、そのポテンシャルを今シーズンに実現できるかどうかです。』
ホンダは2015年にF1復帰を果たしたが、事前の予想を超える苦戦を強いられた。2016年は競争力が回復してグリッド中団まで戻ることに成功し、今シーズンはさらに上位を目指してリスクをとった戦略となる。
［2017.02.15］
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