昨年末、フェラーリがFIAに対して「メルセデスAMGのサスペンション機構に関する疑義」ともとらえられる質問状を送付していたことが明となった。
メルセデスAMGは、2013年まで「FRICサスペンション」を搭載してライバル達の注目を集めることになった。FRICサスペンションは2014年に禁止されることになったが、“疑似FRICサスペンション”とも呼ばれる同類の機構を搭載していると疑われている。この機構は“ヒーブ”とよばれるサードエレメントで、サスペンションの減衰力のエネルギーを変換することでマシンの安定化をはかる仕組みと想像されている。
フェラーリはFIAに対して、メルセデスAMGと似通ったサスペンション機構の導入を検討していることを提示し、これがレギュレーションに合致しているか確認をとった。FIAのC・ホワイティングはこの件について“レギュレーションに抵触する可能性が高い”と回答。メルセデスAMGをはじめ、同様のサスペンション機構をもつレッドブルもサスペンションの再設計を迫られる可能性がある。
[2017.01.05]
[関連記事] |
・メルセデスAMG関連トピック ・フェラーリ関連トピック ・FIA関連トピック |
---|

F1は、選手権として初開催から75周年の日を迎えたことを記念して、当時の映像をカラー化して公開した。 F1は「1950年…
レッドブルは、今週末のエミリア・ロマーニャGPで「通算400戦目のレース」となり記念すべき節目を迎える。ルノーを追…
昨日、イギリスでは大英帝国勲章の授賞式が行われ、元F1ドライバーのM・ブランドルが「OBE」を受賞した。 OBEは、顕…
現在、ホンダ/HRCは2026年からのF1復帰に向けて準備を急いでいるが、F1関連のキャリア採用が増加中だ。 ホンダは2026…
月間記事 | ドライバー | チーム/その他 | ||||
・2025年 5月(82件) ・2025年 4月(197件) ・2025年 3月(182件) ・2025年 2月(142件) ・2025年 1月(153件) ・2024年 12月(178件) ・2024年 11月(176件) ・2024年 10月(174件) ・2024年 9月(184件) ・2024年 8月(173件) ・2024年 7月(199件) ・2024年 6月(174件) |
・ハミルトン ・ベッテル ・ガスリー ・ヒュルケンブルグ ・グロージャン ・サインツJr ・ペレス ・ライコネン ・クビアト ・クビサ |
・ボッタス ・ルクレール ・フェルスタッペン ・リカルド ・マグヌッセン ・ノリス ・ストール ・ジョビナッツィ ・アルボン ・ラッセル |
・メルセデスAMG ・フェラーリ ・レッドブル ・ルノー ・ハース ・マクラーレン ・レーシング・ポイント ・アルファロメオ ・トロ・ロッソ ・ウィリアムズ |
・全般 ・レース関連 ・日本GP ・FIA ・ピレリ ・テスト ・サーキット ・イベント ・フジテレビ ・ホンダ |