ホンダは、イギリスにあるエンジン・ファクトリーの拡張に着した。
ホンダは第四期F1活動を行うにあたり、栃木県さくら市にある研究開発拠点を中心にパワーユニットの開発を行っている。また、さくらに加えてイギリスのミルトンキーンズにもファクトリーを設けて、ヨーロッパでのレース転戦の活動拠点にすると共にパワーユニットのメンテナンスにあたってきた。
ホンダはミルトンキーンズのファクトリーを拡張することで、今まで以上にマクラーレンの要望に応えられるようにする。また、今後にセカンド・チームにエンジンを供給するケースを想定し、ファクトリーの能力をアップさせる。
ホンダはマクラーレンと2017年末までの独占供給契約を結んでいるため、直ぐにセカンド・チームへの供給は行われない。しかし、「2018年からの複数チーム供給」を視野に入れた動きを進める必要があり、今回のファクトリー拡張はその一環とみられている。
［2016.09.23］
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