現在、各チームが使用するF1タイヤはピレリが指定する範囲内でタイヤ圧を設定している。
ピレリとFIAは決勝スタート直前に各ドライバーのタイヤ圧を計測している。ドイツのレース誌『Auto Motor und Sport』は、メルセデスAMGが特別な装置を用いることで、この設定値のチェックをかいくぐっているのではないかと報じた。
同誌は、ヨーロッパGPのグリッドでメルセデスAMGがタイヤの前に装置を置いていたことを確認しており、これがタイヤの圧力を一時的に下げる効力があると推測している。FIA/ピレリのチェックが終わってマシンが走行を始めると、ブレーキとアクセルの高熱でタイヤの圧力を一気に高め、レースで競争力を発揮するとみられる。
フォース・インディアのテクニカル・ディレクターを努めるA・グリーンは、こういった装置は『素晴らしいものかもしれないが、多くの費用が掛かる』と批判している。
[2016.06.29]
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