次戦バーレーンGP、F1は予選方式を従来型に戻す方針だったが、もう1戦に限って新方式が維持される可能性がある。
今シーズン、F1は“イス取りゲーム”の要素を採り入れた新予選方式を導入したが、複雑すぎるルールや分かりづらさ、最後に誰も走らない状況が生じて批判が集まっていた。オーストラリアGPの週末には関係者による緊急会合が行われ、バーレーンGPから従来方式に戻されることが合意された。
F1ストラテジーグループは24日に会議を開き予選方式について話し合いを行ったが、全チームによる合意をとることができなかった。フォース・インディアなどが反対したとみられている。実質的に従来方式へ戻すことが否決されるかたちになり、バーレーンGPでも新方式が維持される見込みだ。
次戦バーレーンGPでは新予選方式を維持するか、もしくは「予選1回目と予選2回目は新方式、予選3回目は従来方式」とする“ハイブリッド型”が検討されている。バーレーンGPでの結果をみて、改めて関係者が集まって予選方式に関する議論がされる。
[2016.03.25]
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