レッドブルのテクニカル・オフィサーを務めるA・ニューウェイは,エンジン開発権「トークン」が2017年から廃止される見込みであることについて,次のように懸念を示した。
『シンプルなことだが,さらにエンジンへの投資が増すことになる。もし,以前の2012年から13年頃のテクニカル・ワーキンググループの会合のことを思い出してみれば,当時のポイントとしては“エンジンの開発凍結”だった。しかし,チームはエンジン開発を続ける抜け道を見つけ出し,そのようなことは生じなかった。(トークン制度自体の廃止によって)エンジンへの支出が熱狂することになるだろうし,大きなマニュファクチャーは湯水のごとく投資をするだろう。その種の支出をする用意がないルノーにとっては,さらにギャップが縮まるのではなく,大きくなってしまうことを意味するよ。』
トークンは,エンジン開発が凍結された中でもメーカーに“僅かながらの開発”が出来るようにするために定められた。しかし,このレギュレーションに抜け道が見つかり,昨年からルール撤廃が求められてきた。F1ではトークンを今年限りで廃止する方向で議論が進んでおり,2017年からは各メーカーの開発競争が活発化することが見込まれている。
[2016.02.08]
| [関連記事] |
・レッドブル関連トピック |
|---|
飲料メーカー大手のサントリーは、来年3月末よりレッドブル限定グッズのプレゼントキャンペーンを予告開始した。 今…
アメリカのファナティクスは、レッドブルのM・フェルスタッペンとEC、ライセンススポーツグッズ、トレーディングカ…
週末、アブダビのヤスマリーナ・サーキットではGTマシンによる耐久レース「Gulf 12時間耐久レース」が繰り広げられて…
F1をはじめとしたモータースポーツグッズを取り扱う「GRANDPRIX」は、2026年正月の「F1福袋」の発売を開始した。 GRA…
| 月間記事 | ドライバー | チーム/その他 | ||||
|
・2025年 12月(92件) ・2025年 11月(180件) ・2025年 10月(187件) ・2025年 9月(178件) ・2025年 8月(173件) ・2025年 7月(178件) ・2025年 6月(173件) ・2025年 5月(192件) ・2025年 4月(197件) ・2025年 3月(182件) ・2025年 2月(142件) ・2025年 1月(153件) |
・ハミルトン ・ベッテル ・ガスリー ・ヒュルケンブルグ ・グロージャン ・サインツJr ・ペレス ・ライコネン ・クビアト ・クビサ |
・ボッタス ・ルクレール ・フェルスタッペン ・リカルド ・マグヌッセン ・ノリス ・ストール ・ジョビナッツィ ・アルボン ・ラッセル |
・メルセデスAMG ・フェラーリ ・レッドブル ・ルノー ・ハース ・マクラーレン ・レーシング・ポイント ・アルファロメオ ・トロ・ロッソ ・ウィリアムズ |
・全般 ・レース関連 ・日本GP ・FIA ・ピレリ ・テスト ・サーキット ・イベント ・フジテレビ ・ホンダ |
||





