レッドブルのテクニカル・オフィサーを務めるA・ニューウェイは,エンジン開発権「トークン」が2017年から廃止される見込みであることについて,次のように懸念を示した。
『シンプルなことだが,さらにエンジンへの投資が増すことになる。もし,以前の2012年から13年頃のテクニカル・ワーキンググループの会合のことを思い出してみれば,当時のポイントとしては“エンジンの開発凍結”だった。しかし,チームはエンジン開発を続ける抜け道を見つけ出し,そのようなことは生じなかった。(トークン制度自体の廃止によって)エンジンへの支出が熱狂することになるだろうし,大きなマニュファクチャーは湯水のごとく投資をするだろう。その種の支出をする用意がないルノーにとっては,さらにギャップが縮まるのではなく,大きくなってしまうことを意味するよ。』
トークンは,エンジン開発が凍結された中でもメーカーに“僅かながらの開発”が出来るようにするために定められた。しかし,このレギュレーションに抜け道が見つかり,昨年からルール撤廃が求められてきた。F1ではトークンを今年限りで廃止する方向で議論が進んでおり,2017年からは各メーカーの開発競争が活発化することが見込まれている。
[2016.02.08]
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