メルセデスAMGのハイパフォーマンス・パワートレイン部門を統括するA・コーウェルは,今シーズンのエンジン競争について次のように展望を示した。
『我々としては,フェラーリがこの12ヶ月に行ったことを見れば,それは注目に値するよ。彼らのエンジンの改善は,彼ら自身の大胆なエンジンの再編と熱意によるものといえる。メルセデスAMGのエンジニアも“彼らがどうするのか分からない”といったところだ。我々としても,誰もがレースで簡単に勝利できるとは思っていない。フェラーリに追い抜かれ,ホンダも大きな脅威になることを想定しているんだ。ホンダは準備不足でF1に参戦し,みんなの前で(酷い結果をさらして)“学ぶ”ことになった。しかし,彼らは非常に決然としているよ。なにより,ホンダにマクラーレンのデータドリブン(データ主義)によるアプローチがあるし,彼らはかなり大きなパワーの獲得がありそうだ。』
メルセデスAMGは過去2シーズンでレースを席巻したが,昨年からはフェラーリが徐々に差を詰めており,警戒をしているようだ。ホンダは復帰初年に苦戦を強いられたが,F1エンジンとしては独自の“サイズゼロ”をコンセプトにしており,今後の改善によっては大きな進歩が期待される。
[2016.02.08]
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