インドネシア政府のスポーツ担当大臣を務めるI・ナラウィ大臣は,同国出身のR・ハリアントがF1デビューするにあたって,必要なスポンサー資金を援助する用意があるようだ。
ナラウィ大臣は,ジャカルタの議会に対して次の書簡を提出し,国をあげてハリアントのF1デビューを支援する方針を明らかにしている。
『ハリアントと彼のマネジメントに対して,インドネシアの青年保健省としてハリアントがマノーからのF1デビューに必要な20億円を約束することが出来て喜ばしい。我々の支払いと引き換えとして,レースカーおよびドライバーのレーシングスーツに対して幾つかの(プロモーションの)スペースによってなされる。インドネシアおよびインドネシア企業によるプロモーション活動にプラスとなるだろう。』
ハリアントは22歳と若く,インドネシア出身で初のF1ドライバーになることが期待されている。今シーズンはGP2に参戦し,シーズンを4位で終えた。先日のアブダビ・テストではマノーをドライブし,実力をアピールしていた。
[2015.12.14]
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