レッドブルは，今週末のブラジルGPでＤ・リカルドのマシンにルノーの改良型エンジンを搭載することを内定した。
ルノーはアメリカGPをターゲットに改良型エンジンを用意していたが，信頼性の問題やグリッド降格ペナルティの影響が大きいことから，チーム側の判断で使用を見送っていた。サンパウロではグリッド降格をしても挽回は可能と判断し，リカルドのマシンに「10グリッド降格」を覚悟のうえで搭載することになった。チームメイトのクビアトはメキシコGPまで使ったエンジンのライフが残っているため，載せ替えは実施しない予定だ。
ルノーは改良型エンジンによって「1ラップあたりコンマ2秒の改善」としており，戦闘力アップに自信をみせている。
［2015.11.10］
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