FIA，日本GPからヘルメットの安全性を強化
FIAは，アクシデント発生時にドライバーの頭部を守るため，今週末の日本GPからヘルメットの安全基準を強化する。
今回，FIAが導入するのはバイザー周りの安全性強化策で，ザイロン製の強靱なシートをバイザー周辺に設置することで飛散物がヘルメットの内部に進入するのを防ぐ。2009年ハンガリーGPの際，Ｆ・マッサが前走マシンの脱落パーツに当たって大怪我をしたため，同様のアクシデント再発防止を目指す。
新基準に対応したヘルメットは，数人のドライバーを対象にして前戦のシンガポールGPで試験が行われているが，“捨てバイザーの取り扱いが難しくなる”ということ以外は，大きな問題は報告されていない。
［2011.10.05］
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