昨日、ホンダは東京都内でレースメディア関係者向けの「F1 プレスブリーフィング」を行い、現在の状況について説明を行った。
ホンダは、今シーズンから第五期F1活動をスタートさせた。ホンダはアストンマーチンにワークス供給を行うが、冬のバルセロナ&バーレーンでの合同テストでは満足な走り込みを行うことが出来なかった。その現状について、HRC(ホンダ・レーシング)の渡辺康治社長と武石伊久雄専務が出席し、現状を包み隠さず語った。
渡辺社長は、次のように現状を説明した。
『創業以来、言うまでもなく我々ホンダは挑戦を原動力として進んできました。我々にとってF1は単に勝利を積み重ねる場というだけではなく、困難な課題に対して極限の状態で挑み続ける中で見えてくる問題や課題、それを1つ1つ克服することで技術を磨いて人を育てる、そういう場です。』
『先日行われましたバルセロナおよびバーレーンでのプレシーズンテストですが、率直に申し上げて、我々にとって極めて厳しいものでした。想定していたパフォーマンスが十分に発揮できず、複合的な課題が明らかになりました。しかしながら、今回のテストは同時に課題を可視化できたという意味では、非常に重要なプロセスでありました。』
『現在は我々のエンジニア、メカニックたちが現場とさくら(HRC Sakura)をこれまで以上に密に連携し、昼夜を問わず改善に取り組んでいます。またアストンマーティンF1チームとの率直な議論を重ねながら、これまで以上に一丸となって、この難局を打開するための解決策を具体化しております。』
『今回のテストで突きつけられた壁は確かに高いものですが、我々は当然、挑戦を止めるわけではありません。1959年のマン島TTレース初参戦以来、ホンダが挑んできた頂点レースの参戦は、決して平坦なものではありませんでした。80年代のワールドGPでも第四期のF1活動においても、苦しい局面を経験しています。』
『しかし大きな困難に直面した時こそ組織は強くなり、技術は磨かれ、人は育つと考えています。結果が全てであることは重々認識しておりますが、この苦戦する過程も含めて再びトップを目指して泥臭く学ぶことこそが、我々にとっての挑戦の形だと思っています。ぜひ歩みを温かく、時に厳しく、また長い目で見守っていただけたらと思います。今シーズンもホンダの挑戦へのご支援、ご声援を心よりお願いいたします。』
武石専務は、現在の技術的な取り組みと改善について、次のように説明した。
『渡辺社長からもコメントがありましたが、プレシーズンの結果を非常に重く厳しい状況であると受け止めています。我々さくらのエンジニア、そして現場スタッフは、改善に向けてかなりの努力をして、今大急ぎで開幕戦に向けた改修を進めています。』
『普段でしたらLPL(ラージ・プロジェクト・リーダー)の角田がこういう場に出てくるのですが、今は改善に力を入れてもらうため、私が出てきています。加えてアストンマーティン側とも連携をさらに強化し、さくらで一緒に改善を進めている最中です。一歩一歩やるべきことが明確になりつつ、改善に向かっていると思っています。我々の戦いぶりを今後も見続けていただきたいですし、ぜひ応援をお願いいたします。』
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